誰でもできるmatplotlibで円グラフを描画する方法【Python】
今回はPythonのmatplotlibという超基本ライブラリを使って円グラフを描画する方法です。
目次
方法
事前準備
pip install matplotlib
標準ライブラリではないので、事前にインストールしておきます。
使用コード
from matplotlib import pyplot as plt
data = [90, 80, 60, 65, 75]
labels = {"apple", "orange", "grape", "banana", "berry"}
explode = [0.0, 0.0, 0.1, 0.0, 0.0]
plt.pie(data, labels=labels, explode=explode)
plt.show()
結果
コードの解説
データの定義
data = [90, 80, 60, 65, 75]
円グラフで使用するデータを定義しています。
当たり前ですが、データが大きいほどグラフ内のセクションも大きくなります。
ラベルの定義
labels = {"apple", "orange", "grape", "banana", "berry"}
各データに対応するラベルを定義しています。
定義されたデータと同じ順序とすることに注意しましょう。
また、設定なしに日本語をラベルに設定すると、フォント不足で文字化けしてしまうため、初心者の方は最初のうちは日本語を使わずに慣れていきましょう。
エクスプロードの定義
explode = [0.0, 0.0, 0.1, 0.0, 0.0]
explodeは、日本語に直訳すると「爆発」となりますが、そのイメージ通り「外側にどれだけはみ出すか」を数値として定義します。
ここでは"grape"が0.1だけ外側に表示されるよう定義されています。
円グラフの描画
plt.pie(data, labels=labels, explode=explode)
ライブラリインポートでpyplotモジュールをpltとしていることに注意して、plt.pie()関数によって円グラフを描画しています。引数に先ほどのdata, labels, explodeを設定して実行すると描画されます。
グラフの表示
plt.show()
グラフを描画しただけでは表示されないので、plt.show()関数で表示します。
以上です。
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