【詰将棋】敗勢の中現れた逆転の詰み筋!中上級者向け難易度高めの詰め将棋【詰将棋003】

将棋,詰め将棋

こんにちは、このめです!

今回は私の実戦で出てきた局面から詰め将棋を紹介します。

余詰めありの詰め将棋となっていますが、難易度は高めです!
【使用ソフト:Kristallweizen NNUE 4.83 及び SeoTsume 1.2】

詰め将棋

問題の局面

こちらが問題の局面になります。
△5六角打▲8八玉△7八銀と、相手が腹銀を打った局面で模様がガラリと変わりました。

相手には継続手がないように見えますが、それでもここで決めなければ負けとなりそうな局面。何とかしてビシッと決めたいところです。

さて、答えにたどり着けたでしょうか。

解答

それでは答えを見てみましょう!

▲3二銀成△同玉▲2三飛成が絶妙なコンビネーション。
この先の△同玉に続く▲2四歩打が絶品で、どのようにしても逃れられません。

それでは、▲3二銀成に対して△同飛ではどうでしょうか。
以下で見ていきましょう。

余詰

▲3二銀成△同飛に対しても、先ほどと同様に▲2三飛成とバッサリ飛車を切る手が成立します。
続く手も先ほどと同様に、△同玉▲2四歩打で相手玉に逃げ場はありません。

最後に

問題となった局面で、相手は自玉に詰めろがかかっていると気づかずに、腹銀を打ったことで逆転を喫しました。
腹銀に変えて何が正解だったかを少しだけ検討してみます。

先ほどの詰み筋で肝となったのは、なんといっても大胆な飛車切り。
これによって2四歩打からの即詰みが成立したため、逆転されないためには飛車を使わせなければ良いという考えが浮かびます。

したがって、ここでは2九角成と飛車を取る手が最善手となるようです。

▲3二銀成としても後手玉はまだ安全で、持ち駒を見ても先手は乏しく後手は豊富なため、着実に手を進めれば勝てそうです。

今回はここまで。強くなるためにもっと頑張りたいと思います。

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