【将棋研究】エルモ囲いvs四間飛車 part01【エルモ囲い】【四間飛車】
こんにちは、このめです!
将棋の記事は初投稿となります。実力はアマ10級程度ですが、将棋が趣味で毎日1局は将棋を指しているので、備忘録程度につらつらと色々なことを書き残していければと思っています。
今回はエルモ囲い(elmo囲い)による四間飛車対策を考えていきます。
多方面で出尽くされた内容かとは思いますが、実際にソフトを動かしてみて、どのように対策すれば良いかを自分なりに見ていきます。
【使用ソフト:Kristallweizen NNUE 4.83】
エルモ囲いとは
そもそもエルモ囲いとは、elmo(エルモ)という将棋ソフトが、対振り飛車用の居飛車側の囲いとして多く採用したことで注目されるようになった囲いです。
エルモ囲い(一例)はこのような形になります。
27手目に金を玉側に引きつけ、金銀の連結が良くなっています。一般的に、このように金2枚銀1枚で玉を囲った形をエルモ囲いというようです。(23手目の金1枚銀1枚で玉を囲う形でエルモ囲いということもあるようです。)
この棋譜、実は30手目に後手が6四歩とついたのがソフト的にはやや悪手のようで、先手に300点振れています。
では、30手目を6四歩に代えて、4五歩としたらどうなるでしょうか。
以下ではソフト最善手のみで棋譜を並べていきます。
ソフト最善手(エルモ囲いvs四間飛車)
例1
これはいい勝負のようです。
ちなみに33手目の5七銀は、3七銀も同様に最善手(評価値ほぼ変わらず)でした。
実戦的には、どこかで3九角と打たれる筋が気になるため、5七銀が良いのかなと思います。
30手目、後手側のソフト最善手は6四歩でも4五歩でもなく、2二飛または3二飛のようです。
試しに3二飛としてみます。
例2
やや膠着状態となってしまいました。
2二飛ではどうでしょうか。
例3
57手目まで来ると、本格的な中盤戦といった感じです。
上手く受け切れば振り飛車側が、攻めがつながれば居飛車側が勝つといった感じでしょうか。
今回は初投稿ということもあるため、ここで一旦終わりとします。
次回以降で詳しい変化を扱っていきたいと思います。
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